伝える順番を意識する
日常生活の中で、伝えることをする場面は数多くあります。
直接の会話だけでなく、電話やメール、手紙や文書といったものでも伝達を行います。その中で、3つのことに意識を向けて、そのルールに沿った伝え方を徹底しましょう。
①話すことの的を絞ること(イシュー)
②始めに結論を伝える(必ずイシューに対する結論)
③結論の理由を複数伝える
ロジカルシンキングでは基本的な話の順番になります。
この基本を守ろうとすることで、思考を巡らせる必要が出てきます。
論点にずれがないか、脱線していないかを常に気に留めることが大切です。
書いて考えてトレーニング
思考を書き出すことによって、頭の中が整理され、書かない時よりもシンプルに考えることができるようになります。
書くことで頭の中に考えるスペースができます。
また、書くことで全体像が見やすくなります。
見逃していることや重複していることに気付くことができます。
ものごとの流れや関連性を見ていくことができるため、新しい発想や考え方を発見することもできます。
積極的に聴いてトレーニング
ロジカルシンキングでは積極的に聞く姿勢が大切です。
聞き流すだけではなく話の中で下記のようなことを意識して聞き、不明瞭な点があれば聞き返すよう心掛けます。
「使われるこの言葉の意味は何だろう」(相手の本当の意図)
「言われたことは事実だろうか?」(それとも意見か)
「因果関係が逆ではないか?」
「他にも理由があるのでは?」
また、「それは○○ということですか」のように、聞いたことの要点を確認するように返してみます。
確認は円滑なコミュニケーションを取る上で重要になります。
聞きながら頭の中でまとめる作業は慣れるまでは難しいものですがロジカルにシンキングを構築するトレーニングになります。
批判を受け容れることが大切
柔軟に考えるためには、自分自身の考えに固まってしまうのではなく、他人の意見、批判を受け容れることも大切です。
感情で受けとめる前に、一度考えるようにしましょう。